安全性がやや心配

クラウド型は利便性は高いが問題もある

クラウド型のシステムを使ってメール配信をする方法は利便性が高いことから注目されるようになりました。新規にシステムを導入するときに低コストで大丈夫だというのが魅力とされていて、多くの企業で取り入れられるようになっているのが現状です。クラウド型は全てウェブ上で利用するシステムになっているのが特徴で、クラウドサーバーにIDとアカウントを使ってアクセスすれば一通りのサービスを利用することができます。ウェブ上で動くので端末もパソコンやスマートフォン、タブレットなどを自由に使ってメール配信をできるのは確かに便利でしょう。しかし、クラウド型のシステムにも問題がないわけではありません。

最も懸念されていることが多いのが安全性です。クラウドサーバー上にあるシステムを複数のユーザーが使用することになるため、メール配信に必要な顧客情報、メールの内容などが他のユーザーに漏れてしまうリスクがあることは否めません。オンプレミス型のように自社サーバー上で全て管理できるシステムの方が安全性が高いのは明らかでしょう。ただ、セキュリティーという観点だけでなく、広い意味で安全性が問題になる可能性があるので他の観点も理解しておくのが大切です。

安全性について詳しく見てみよう

システムやネットワークなどの技術について安全性を語るときにはセキュリティーばかり気にかけてしまいがちです。しかし、安定して利用できるかどうかという点も気にかけなければならないでしょう。常に滞りなくメール配信システムを利用できるようにするためにクラウド型を選ぶのが安全策なのかと考えてみると、実は必ずしも最適な選択肢であるとは言えません。使いたいと思ったときにサーバーがメンテナンス時間に入ってしまってシステムを使えなくなることもあるでしょう。他のユーザーが過負荷をかけた影響で誤動作が起こってしまい、メールを配信できなくなるようなトラブルが発生するリスクもないわけではありません。

システムの提供業者の都合や、他のユーザーの利用状況の影響を受けるのはクラウド型のメール配信システムを利用するときに気にかけておかなければならない点です。いつも安心して使えるような基盤システムを提供してくれるかどうかは業者や他のユーザー次第なのです。安全策を取るのであればオンプレミス型にした方が良いのは確かですが、コストパフォーマンスを考えた結果としてやはりクラウド型の方が魅力的だという結論に達することが多くなっています。